劇場版艦これ、見てきました。
結論から言えば、「予告編が本編」としか。
ネタバレありです。
序盤はまあ良かったです。
見た人がだいたい言っているように重巡の夜戦シーンは非常にかっこよかった。
あと妖精さんも。
探照灯照射した鳥海が、その探照灯を破壊されて流血しているシーンなどかなりシリアス・リアルに描かれているし、水上スキーもあそこまでしっかり描き込まれると何の違和感もありません。
戦闘終了後、如月が深海棲艦の中から出てくるのは急にメルヘンぽくて拍子抜けしましたけど。
アニメ版であれだけ訓練してようやく中途半端に改になった吹雪が、最初から改二だったのは吹雪提督としては「だったらアニメでも改二にしておいてくれれば良かったのに」と思わなくもなかったですが、それでも改二の吹雪が見たかったのでそれはそれで良し。
ちらほらと綾波改二が写っていたので、せっかく同じ制服の同じ特型の長女同士なんだから多少は絡ませてくれてもなあ、とも思ったかな。
その点で意外だったのは天津風と時津風、特に時津風と絡むシーンが多かったこと。
スキンシップするほど、一体いつの間に仲良くなったのか。まあ、あのシーンは眼福でしたけど。
如月が轟沈→深海棲艦化→復帰→徐々に深海化→轟沈→復帰ってのが話の筋、要するに艦娘は轟沈すると深海化して、復帰できる場合もあるけどそれでも少しずつ深海化する、そうなったら再度撃沈してまたまた復帰することを期待するしかない、と。
そんな感じのことを加賀たち大型艦が言っていましたけど……何かおかしくない？
じゃあ、一度轟沈した加賀や吹雪、瑞鶴も、もう一回深海化して轟沈して復帰という２周しているということ？
加賀は轟沈→深海化→復帰で記憶を保持している、瑞鶴は加賀のセリフから考えれば同じように轟沈深海化して復帰しているけど記憶を保持していない。
赤城や金剛、長門たちは恐らく轟沈していないんでしょうね。
この、艦娘轟沈→深海化→復帰→再度轟沈→復帰と２度手間しないといけないのが如月だけなのか何なのか、が微妙にわからなかったなあ。
ともあれ、艦娘が轟沈すると深海化する、今戦っている相手は元艦娘、そして深海棲艦と化した艦娘が復帰できるかどうかは運次第みたいな流れに、「じゃあ、終わりがないじゃないか」というアニ水戦トリオのごもっともな反発に赤城が「誰も沈まずに深海棲艦を倒し切れば良い」と言っていたけど……深海棲艦って全部が全部、元艦娘なのかな？
だとすれば確かに供給源たる「艦娘の轟沈」がなければ、いずれ深海棲艦はいなくなるだろうけど。
練度ゼロの吹雪がアニメ版でいきなり呼ばれたのは、提督の妄想？の中でウェディングドレスを着ていたことから恐らく轟沈前の吹雪は高練度のケッコン艦だったから、という可能性、というよりそうでないとアニメ版が説明つかない訳ですが、それにしても吹雪自身の轟沈時の回想シーンでは改二になっていないんだよなあ……。
現実と同様でアニメ前は吹雪に改二が実装されていなかったからだ、と言うことなのかも知れないけど、他にも前所属鎮守府のことを吹雪が覚えていないことが轟沈艦であることの証明みたいに言われてたけど、大和とのシーンで出撃する艦隊を見送っていた回想が入っていたから矛盾するよね。
何か、諸々穴だらけだった映画でした。
泊地の全戦力を投入しての、異変海域への突入作戦。
それぞれが敵の足止めとして離脱していく中で、最後は吹雪・大和・睦月に。
最深部だけあって強力な敵艦隊の前に、吹雪を守って大和が大破。絶体絶命のピンチに、角まで生えて深海化が進行した如月が助けに来る。
ここまでやったんだから、ラスボスとの対決もちゃんと戦闘して欲しかった。
艦娘を深海化しているラスボスは、轟沈した際に希望としての吹雪を他の艦が引き上げたため、残った絶望としての吹雪。深海吹雪。深海ブキ。
つまり、普通なら一度轟沈して深海化するところが、吹雪だけは艦娘たち（あるいは艦そのもの）の希望だから、と半分に割かれたことになる。ということは鎮守府で過ごしていた吹雪は轟沈経験はあるけど深海化経験はない。
その深海ブキとの対決が、単なる回想と自己解決で終わってしまったので不完全燃焼。
どうせなら派手にやり合った末に融合して欲しかったなあ。
ともあれ深海ブキを受け入れて融合した吹雪が帰還、エンドロール後には深海化して再度消えた如月も艦娘として復帰、睦月と再会して終わり。
うーん……。
終始吹雪が活躍するシーンはないし、尺のほとんどを睦月・如月で占められている感じであまり吹雪提督にとって嬉しい劇場版ではなかったです。
吹雪が他の艦娘と違う、ということをもっとちゃんと描いて欲しかった。
「そうか、私は希望なんだ」って、それだけで納得されてもねぇ……。
あとは、最後に吹雪が出撃するドックのシーンで「第十一駆逐隊、抜錨します！」とか言ってましたけど、一緒に並んでたのって一瞬しか見えなかったけど綾波改二じゃなかったですかね……白雪も初雪も深雪も叢雲もいなかったような？
途中から終始「は？」という感じだったので、内容もかなりうろ覚え。
相変わらず「素材はいいのに料理が絶望的にヘタ」な感じの劇場版でした。
田中・花田って、もうシナリオに一切絡まない方がいいんじゃないの？
結論から言えば、「予告編が本編」としか。
ネタバレありです。
序盤はまあ良かったです。
見た人がだいたい言っているように重巡の夜戦シーンは非常にかっこよかった。
あと妖精さんも。
探照灯照射した鳥海が、その探照灯を破壊されて流血しているシーンなどかなりシリアス・リアルに描かれているし、水上スキーもあそこまでしっかり描き込まれると何の違和感もありません。
戦闘終了後、如月が深海棲艦の中から出てくるのは急にメルヘンぽくて拍子抜けしましたけど。
アニメ版であれだけ訓練してようやく中途半端に改になった吹雪が、最初から改二だったのは吹雪提督としては「だったらアニメでも改二にしておいてくれれば良かったのに」と思わなくもなかったですが、それでも改二の吹雪が見たかったのでそれはそれで良し。
ちらほらと綾波改二が写っていたので、せっかく同じ制服の同じ特型の長女同士なんだから多少は絡ませてくれてもなあ、とも思ったかな。
その点で意外だったのは天津風と時津風、特に時津風と絡むシーンが多かったこと。
スキンシップするほど、一体いつの間に仲良くなったのか。まあ、あのシーンは眼福でしたけど。
如月が轟沈→深海棲艦化→復帰→徐々に深海化→轟沈→復帰ってのが話の筋、要するに艦娘は轟沈すると深海化して、復帰できる場合もあるけどそれでも少しずつ深海化する、そうなったら再度撃沈してまたまた復帰することを期待するしかない、と。
そんな感じのことを加賀たち大型艦が言っていましたけど……何かおかしくない？
じゃあ、一度轟沈した加賀や吹雪、瑞鶴も、もう一回深海化して轟沈して復帰という２周しているということ？
加賀は轟沈→深海化→復帰で記憶を保持している、瑞鶴は加賀のセリフから考えれば同じように轟沈深海化して復帰しているけど記憶を保持していない。
赤城や金剛、長門たちは恐らく轟沈していないんでしょうね。
この、艦娘轟沈→深海化→復帰→再度轟沈→復帰と２度手間しないといけないのが如月だけなのか何なのか、が微妙にわからなかったなあ。
ともあれ、艦娘が轟沈すると深海化する、今戦っている相手は元艦娘、そして深海棲艦と化した艦娘が復帰できるかどうかは運次第みたいな流れに、「じゃあ、終わりがないじゃないか」というアニ水戦トリオのごもっともな反発に赤城が「誰も沈まずに深海棲艦を倒し切れば良い」と言っていたけど……深海棲艦って全部が全部、元艦娘なのかな？
だとすれば確かに供給源たる「艦娘の轟沈」がなければ、いずれ深海棲艦はいなくなるだろうけど。
練度ゼロの吹雪がアニメ版でいきなり呼ばれたのは、提督の妄想？の中でウェディングドレスを着ていたことから恐らく轟沈前の吹雪は高練度のケッコン艦だったから、という可能性、というよりそうでないとアニメ版が説明つかない訳ですが、それにしても吹雪自身の轟沈時の回想シーンでは改二になっていないんだよなあ……。
現実と同様でアニメ前は吹雪に改二が実装されていなかったからだ、と言うことなのかも知れないけど、他にも前所属鎮守府のことを吹雪が覚えていないことが轟沈艦であることの証明みたいに言われてたけど、大和とのシーンで出撃する艦隊を見送っていた回想が入っていたから矛盾するよね。
何か、諸々穴だらけだった映画でした。
泊地の全戦力を投入しての、異変海域への突入作戦。
それぞれが敵の足止めとして離脱していく中で、最後は吹雪・大和・睦月に。
最深部だけあって強力な敵艦隊の前に、吹雪を守って大和が大破。絶体絶命のピンチに、角まで生えて深海化が進行した如月が助けに来る。
ここまでやったんだから、ラスボスとの対決もちゃんと戦闘して欲しかった。
艦娘を深海化しているラスボスは、轟沈した際に希望としての吹雪を他の艦が引き上げたため、残った絶望としての吹雪。深海吹雪。深海ブキ。
つまり、普通なら一度轟沈して深海化するところが、吹雪だけは艦娘たち（あるいは艦そのもの）の希望だから、と半分に割かれたことになる。ということは鎮守府で過ごしていた吹雪は轟沈経験はあるけど深海化経験はない。
その深海ブキとの対決が、単なる回想と自己解決で終わってしまったので不完全燃焼。
どうせなら派手にやり合った末に融合して欲しかったなあ。
ともあれ深海ブキを受け入れて融合した吹雪が帰還、エンドロール後には深海化して再度消えた如月も艦娘として復帰、睦月と再会して終わり。
うーん……。
終始吹雪が活躍するシーンはないし、尺のほとんどを睦月・如月で占められている感じであまり吹雪提督にとって嬉しい劇場版ではなかったです。
吹雪が他の艦娘と違う、ということをもっとちゃんと描いて欲しかった。
「そうか、私は希望なんだ」って、それだけで納得されてもねぇ……。
あとは、最後に吹雪が出撃するドックのシーンで「第十一駆逐隊、抜錨します！」とか言ってましたけど、一緒に並んでたのって一瞬しか見えなかったけど綾波改二じゃなかったですかね……白雪も初雪も深雪も叢雲もいなかったような？
途中から終始「は？」という感じだったので、内容もかなりうろ覚え。
相変わらず「素材はいいのに料理が絶望的にヘタ」な感じの劇場版でした。
田中・花田って、もうシナリオに一切絡まない方がいいんじゃないの？