鳥取市・仁風閣

2011年11月13日

walking japan 鳥取

すぐ近くだから、子どもの頃にも行ったとは思うんだけど……大人になってからでないと、こういうものの良さはわからないですよねぇ。


相変わらず人口少ないなあ、と実感できる秋も深い鳥取市です。
いやまあ、そんなことが実感できるってのもどうなのよ、という感じですが。

高松城の水攻めと並び、秀吉の兵糧攻めで有名な鳥取城ですが現在は完全に跡地としての公園となってしまい建造物はほぼ何も残っていません。県内トップ校の鳥取西高が跡地にありますが、その隣に建つのが「仁風閣」です。

外観からして美麗なんですが、生憎の曇天だったせいかあまり見栄えよくないなあ。
快晴の青空をバックにすると白亜の仁風閣は非常に美しいので、鳥取に行く際は天気を気にして行って下さい。
……日本海側って、冬はほんと晴れが少ないんですよね。



歴史的建造物なのに、割と間近で見学できます。
訪問者数が違うから保存のためには仕方ないとは言え、旧古川庭園など都内の洋館は「だったら開放すんなよ」と言いたくなるぐらいに遠巻きに見ることしかできないですが、神戸もそうでしたが地方の文化財は驚くほど間近で見学できることが多いのでいいですね。

いやもちろん、室内に入れたり調度品に触れるほど、ということはないですよ。

何だかね、鳥取と言うとどいつもこいつも「ああ、砂漠ね」とか言ってきますが、砂漠じゃねぇ、砂丘だっつの。ていうか、それしか思い浮かばないのかよ。

そりゃまあ、そういう観光アピールしかしていない鳥取県も悪いんだけどさ。
もうちょっと頑張って欲しいなあ。砂丘以外にもいいところ、いっぱいあるんですけどね。